何気ない日常

神経根ブロック注射なんて痛くない!!

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まず、今回の記事はとても長いです。

注射についての感想を知りたい方はこちらから飛んでください。

これまでの経緯

私はもともと腰痛持ちなのですが、1月31日に転倒し右半身を床に打ち付けてからとくに腰痛がひどくなりました。



しばらくは床にぶつけたための打撲だと思っていたのですが、あまりに腰が痛く、しかも坐骨神経痛も起こしました。

それに右の股関節が痛み、あぐらをかくことが出来ません。



以前も腰痛と坐骨神経痛を起こしたこともあるため、かかりつけのペインクリニックでブロック注射を打ってもらい様子をみていました。

その先生が言うには股関節の痛みは腰の神経を痛めたことからきているという事でした。

しかしどうも治りが遅く、また股関節の痛みも全くよくなる気配がありません。

そこで、私は母が腰の手術をしてもらった病院で診てもらうことにしました。

詳しくは下のリンク先に書いてありますが、要は軽度の椎間板ヘルニアと生まれつきの股関節の問題で股関節痛を起こしているという事でした。



年齢的なことも考えて手術をすることは避け、まずは痛みどめで様子をみることになりました。

薬はリリカとトラムセット、ボルタレンサボ、ロキソプロフェンテープを使っています。

それらの薬を使い始めてある程度は痛みがよくなりました。(薬と使う前に比べると3割減くらいです)

しかしそれからは一向に痛みが引く様子がありません。

転んでからすでに2か月近くが立つにもかかわらずこのような状態です。

現状

現在の状態は次のような感じです。
  • 腰痛がかなりひどい。(寝ている間に寝返りを打とうとすると痛みで目が覚めるくらい。)
  • 坐骨神経痛がある。(姿勢を変えるときにお尻から太ももの後ろ側と外側、すね、右足の甲、特に親指に痛みが走る)
  • 右足を外側や内側にひねったり、あぐらを組むなどの窮屈な姿勢をとると股関節に激痛が走る。
  • 少し長い時間歩くと腰痛と坐骨神経痛、股関節痛が起こるため、座るなど休みながらでないと歩けない(長くても10分くらいしか続けて歩けない)
このような状態なので、歩くときに少し足を引きずる感じになってしまう。

また、こたつに座る時には正座をしなければならない。

正座も長い時間すると坐骨神経痛が起きるので時々足を延ばす必要がある。

というように姿勢にかなり制限があります。

私は母の介護のため、母の家でこたつに座りながらパソコンを使うため、正座をして作業する必要があります。

在宅勤務でパソコンを使うため、その時間を確保するには母の家で正座をして作業するか、母の介護を姉に変わってもらった後、深夜になって自宅のデスクトップパソコンで作業しなければなりません。

デスクトップパソコンは椅子に座って作業できるため、姿勢としてはかなり楽なのですがそれでも坐骨神経痛でお尻は痛いですし、ずっと座りきりだと腰痛がひどくなるので、時々立ち上がったりして姿勢を変える必要があります。

腰痛がひどいため、ストレッチなどはとてもできず、椅子から立ち上がって腰痛が治まったらまた座るといった感じです。

次なる治療

今まで使ってきた薬はかなり強めの薬で、これ以上の薬は普通は処方できないそうです。

これより強い薬はモルヒネのような限定的な使われ方をする特殊なモノになるため、私の場合は使われません。

そのような薬を使ってもなかなか状態がよくならないため、主治医の先生とほかの治療法がないか話をしてみました。

前述のとおり、手術は除外されます。

年齢的に人工股関節置換術は避けるべき。

椎間板ヘルニアは手術のリスクと症状がよくなる可能性を比較した場合、リスクの方が大きいと考えられる。

という訳です。

 

股関節の痛みに関しては先生が言うには自然に良くなるのを待つ以外に方法がないそうです。

しかし、腰痛と坐骨神経痛については注射をすることにより症状が改善する可能性があるとのこと。

また、股関節の痛みが腰の神経からきている可能性もあるため、この注射により多少は症状がよくなるかもしれないという可能性もあるそうです。

そこで次の治療は注射という事になりました。

注射の種類

私は前述のとおり腰痛持ちのため、今まで様々な注射を打ってもらったことがあります。
  • トリガーポイント注射
  • 硬膜外ブロック注射
  • 仙骨裂孔ブロック注射
  • 神経根ブロック注射(ルートブロック注射)
といった具合です。

神経根ブロック注射はその当時の主治医から紹介してもらった山梨中央病院で打ってもらったのですが、その先生がやぶだったらしく「どうしても神経根に当たらない」と言って途中であきらめてしまいました。

そのため、正確には神経根ブロックは打ってもらったとは言えないのかもしれません。

 

それで、各注射の内容なのですがだいたい次のようになります。
  • トリガーポイント注射
    腰などの痛みを感じている部分に局所麻酔を注射する。
    筋肉に対しての痛みどめとして注射するため、肩こりなどにも使われる。
    痛みどめそのものとしては一時的なモノだが、凝り固まった筋肉をほぐし血行を良くする働きがあるため、繰り返し注射することで痛みが治まってくることが期待できる。
    人によっては1回の注射でかなりの効果が得られることもある。
  • 硬膜外ブロック注射
    脊髄の外側にある硬膜と脊柱管の間にある隙間に局所麻酔薬やステロイドを注射する。
    手順としては、まず痛みがある側を下にして背中を丸めるようにしながらベッドに横向きで横になる。
    注射する場所(ヘルニアのある場所の皮膚)を消毒しする。
    まず皮膚に局所麻酔をしてから、前述の隙間まで針を挿しこんでいく。
    そこまで針が進んだら局所麻酔薬やステロイドを注入する。
    針を抜いたら消毒を拭き取ってもらい、丸めていた姿勢を楽な姿勢にする。(消毒をしてからここまでで4,5分かかる)
    横向きのまま30分ほどベッドで休む。(注射した直後と10分おきに血圧をチェックする)
    その後立ち上がって脚に力が入らないなどの問題がなければ帰宅できる。
  • 仙骨裂孔ブロック注射
    硬膜外ブロック注射と同様に脊髄に局所麻酔やステロイドを注射する。
    ただし、場所としてはお尻の割れ目のすぐ上にある尾骨の近くの仙骨裂孔へ注射する。
    手技としては硬膜外ブロックよりも簡単なため、治療費は安い。
    手順としては、まず尾骨の辺り(実質お尻の上半分から腰のあたりまでのかなり広い範囲)が見えるように服をめくりうつ伏せになる。
    その際にお尻がよく見えるように股関節の下あたりにクッションを入れる。
    ここからの手順は硬膜外ブロックとほぼ同様です。
    消毒、皮膚の局所麻酔、針を仙骨裂孔から先に針を進めて局所麻酔やステロイドを注射する。(ここまでで1,2分くらいかかる)
    消毒を拭き取ってもらった後、クッションは外してもらい、うつ伏せのまま30分ほど休む。(血圧のチェックも同様)
    その後問題がなければ帰宅できる。
  • 神経根ブロック注射
    あらかじめMRIでどの部分が原因で痛みがあるのか調べておく。
    それにより原因とされた脊髄から脚などへ伸びている神経の根元に局所麻酔を注射する。
    神経のある場所をレントゲン透過下で調べながら注射する。
    (神経そのものはレントゲンにはうつらないため、周囲の様子から神経の場所を探しながら注射することになる。)
    その際に神経の場所へ針が進んだか確認するために神経に針をあてるため、脚に激痛が走る。
    (痛みが走った場所が坐骨神経痛の場所と一致しているか、患者に確認してもらう意味もある)
    坐骨神経痛や腰痛の原因となっている神経の根元に直接麻酔を注射するため、一番効果がある。
    手順としては、まずレントゲン室へ行きヘルニアの場所が見えるようにする。
    (私の場合は術衣に着替えて背中が見えるようにしました。)
    次にレントゲン台に横になり服をめくる。
    注射する場所がレントゲンでよく見えるように台の位置を微調整する。
    注射する場所の周りを(かなり広く)消毒する。
    皮膚に局所麻酔をしてから、レントゲン画像を見ながら針を進める。
    針先が神経根にあたると激痛が走るので、先生にそのことを伝える。
    その場所に局所麻酔を注射する。
    激痛が引くか確認する(麻酔が効いたかの確認)
    麻酔に代わって造影剤を注射する。
    針を抜き、消毒を拭き取る。
    レントゲン台から車いすに移り、休憩室のベッドに移動する。(神経根に麻酔するので一時的に足に力が入らなくなる人がいるため車いすを使う)
    1時間ほどベッドで休憩する。(注射直後とその後2回血圧をチェックする)
    休憩後、脚に力が入り普通に立てるようならば帰宅できる。(長い人だと2時間くらいかかる人もいるらしい)
いずれのブロック注射も脊髄を局所麻酔薬(キシロカインなど)で麻痺させ、一時的に痛みを遮断することを目的としています。

痛みが引くことにより慢性的に痛みを発生している部分の筋肉を落ち着かせ、血行を良くすることが期待できます。

また、ヘルニアなどで圧迫された神経の炎症を鎮める働きもあります。

脊髄そのものの麻酔は一時的なモノですが、上のような働きにより麻酔が切れた後も腰痛や神経痛が良くなることもあります。

人によっては1回の注射で痛みが完全になくなってしまう人もいます。

次回の診察までに

私は今週の火曜日(三日前)に神経根ブロック注射を打ってもらいました。

注射している間に、注射で痛くなった場所と坐骨神経痛の場所は同じか聞かれました。

私の場合痛くなった場所は座骨神経痛の場所の一部でその周りの場所にも痛みがあります。

そのことを先生に伝えると、「もう一つ下の神経の出口も狭くなっているからそちらが原因かもしれないですね。今度はそちらに注射します」とのことでした。

次回注射するまでの間、今回の注射で痛みが走った場所の坐骨神経痛がどのように変わるか様子をみて、先生に報告することになっています。

注射の直後は神経に麻酔してあるのでもちろん坐骨神経痛はかなりなくなりました。

その後今日にいたるのですが、注射直後によくなった坐骨神経痛は今のところかなりおさまっています(周りの場所に少し坐骨神経痛が残っています。)

股関節痛は相変わらず残っていますが、これは原因が違うのでやむを得ません。

しかし、お尻から足の親指にかけてあった、うずいたり、突き刺したりするような痛みは一応おさまっています。

今回の注射でよくなった痛みがこのままずっとおさまってくれれば、あとは次回の注射で坐骨神経痛が無くなる可能性もあります。

出来ればそれを期待したいところです。

今残っている太ももの外側の痛みがおさまってくれないと、長い時間歩くことは難しいため何とか今回の注射と次回の注射でよくなってもらいたいものです。

ただし、私の場合神経根ブロック注射はいいことばかりではないようで、注射を打った場所が固くしこりになってしまい、ずっとうずいています。

神経痛に比べればずっとましなのですが、このしこりも結構気になるところです。

それと腰痛そのものは思ったほどよくなっていません。

あくまでも坐骨神経痛の一部がよくなったという感じです。

それも含めて次回の診察で報告するつもりです。

注射の感想

今回神経根ブロック注射を打ってもらった病院で、2週間ほど前に仙骨裂孔ブロック注射を打ってもらった時の話です。

上述のとおり私はこのブロック注射を何回も打ってもらった経験があります。

注射を打ってもらう部屋にはベッドが8つほどあり、2,3人が消毒をすませて待機し、ある程度人数がたまった時点で先生がまとめて注射するという手順になっています。

その時にたまたま私と一緒にその部屋に入る人がいました。

見た感じではアラフィフもかなり上の方といった感じのおじさんです。

その人が私の隣のベッドで注射を打ってもらうことになりました。

もちろん各ベッドはカーテンで仕切られていて様子は見えませんが、声は聞こえます。

そのおじさんが、看護士さんに向かって、

「ブロック注射って痛いんですよね。知り合いにブロック注射は痛いって聞いたんですよ。」

「どのくらい痛いんですかね。注射が嫌いなんで怖いんですよ。」

「先生はまだ来ないんですかね。早くしてくれないと逃げ出したくなるんですけど。」

とずっと話をしています。

おじさん、いい年して子供のような事を言わないの(>_<)

全くもう仙骨裂孔ブロック注射なんて大して痛くないです。

仙骨裂孔ブロック注射と硬膜外ブロック注射は始めに皮膚に局所麻酔を打つ時にちくっとして、その後麻酔薬やステロイドを入れるときにぐっと押しこまれるような不快感があるだけです。

私の経験からすると、痛みの度合いは、

トリガーポイント < 仙骨裂孔ブロック < 硬膜外ブロック < 神経根ブロック

といった感じです。

費用もこの順のとおりです。

人により仙骨裂孔ブロックと硬膜外ブロックの痛みを逆に感じる人もいるようですが、先生の腕にもよると思います。

ここまで書いてふと思いました。

1つの部屋の中で何人もの人をお尻を突き出して先生を待っている。

かなりシュールな光景です(笑)

で、今回打ってもらった神経根ブロック注射です。

これはあらゆる注射の中で最も痛い注射だと言われています。

母も以前これを打たれたときにレントゲン室で思わずリバースしてしまったと言っていました。

私が以前これを打たれたときには先生がやぶだったために神経にあてることが出来ませんでした。

そこで、実際に神経に当たった時のことを考えると少し不安でした。

しかし、レントゲン室で台の上に乗ったらもう、まな板の上の鯉です。

台の上でリラックスして力を抜いてぐたーとしながら消毒などをしてもらっていました。

顔を横に向けるとレントゲンのモニターが見えたのでそれを興味深く眺めていました。

その後先生が「皮膚に麻酔するのでちくっとしますよ」と言いました。

これはブロック注射ならばいつもすることなので平気です。

「はい、次は針を入れていきますよ。痛かったら教えてくださいね。」

と言われました。

レントゲンのモニターを見ると背骨に向かって針が入っていく様子が見えます。

すると、お尻から太ももの内側、脚の親指にビーンとした痛みが走りました。

「先生、来ました。太ももの内側です。」と伝えると、先生が、

「いつもの坐骨神経痛のところですか?」と聞くので、

「そうです。ただいつも痛いところすべてではないです。」と伝えました。

先生が、「それじゃあとりあえず麻酔を入れていきますよ。痛みが引いてきたら教えてください」と言います。

ほんの数秒して「痛みが引いてきました。」と伝えると、「じゃあ、今日はここまでにしましょう。次回はこの下に打ちますね。」と言われました。

既に次回打つことは決定なのですね(^^;)

ですが、今回神経根ブロックを打ってもらって感じました。

神経根ブロック注射は痛くないです(^.^)

注射の針が神経にあたった時に激痛が走るのですが、別に痛くないです。

いや、激痛というのだから痛いのですが、この程度の痛みだったら大騒ぎすることないです。

痛いと言っても麻酔薬が効いてくるまでの数秒だけですし、我慢するというほど大げさなモノでもないです。

何せ痛みが走るのはその神経が伸びている先の部分だけで全身に痛みが走るわけではありません。

なので、今回注射されても余裕がありましたし、それを先生も分かって次回行うことを決めたのだと思います。

人によっては、あんな痛いものだったら2度と注射されたくない。

あの注射をするくらいだったら、腰痛でも神経痛でも我慢するという人が結構いるそうです。

多分上述のおじさんにはまず耐えられない注射だと思います。

私個人としては、あらかじめ、痛いものだと覚悟して挑めば十分耐えられるものです。

とはいうものの、何も感じないわけではないので一応覚悟しておいた方がいいです。

その覚悟を無しに突然注射させるとビックリすることもあって嫌になってしまうのでしょう。

繰り返し言いますが、

神経痛をずっと我慢するのに比べれば、神経根ブロック注射など痛くない(^.^)

です。

あえて痛いところを言えば、神経根ブロックは費用が高いです。

私は神経根ブロック、キシロカイン、オムニパーク(造影剤)を合わせて、1602点。再診料や処方箋料を合わせて1745点。

3割負担なので、5240円かかりました(T.T)

しかし、この程度の金額で痛みから解放されるのであれば安いものです。

整体などに行くのに比べればさほど高い金額でもありませんし、十分許容範囲です。

副作用などの心配もあるかもしれませんが、しっかりした病院で行う限りさほど危険なモノではないそうです。

その点でも整体よりも安全なように思います。

というと整体師の先生に怒られると思いますが(^^;)

 

以上、ブロック注射に関しての感想でした。

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